グランドファーザー

ブログは随分ご無沙汰していますが、昔から変わらず
人類の意識や意識場に関する興味は続いています。

その関連で、とまでは思ってなかったのですが
トムブラウンの本、グランドファーザーを原文で読みました。

さくらももこさんの、内容とかけ離れた表紙は
ダイジェスト版か何かだと思ってたのと
絶版の翻訳も当時はばかに高額だったので、
じゃあ英語でいいや、と思ったのです。

著者は白人でしたが、最後のネイティブの生き残りの人に運命的に出会い
幼少から10年ほど学びます。

壮大すぎて涙なくては読めないすごい本でした。

他にも著者はヴィジョン、クエストなど、いろいろ書いていますがどれも驚きの内容です。
(クエストはさくらさんの表紙のを買ってみましたが、違和感ありあり)

他の本で読んだところによると、ネイティブの人たちは
アラスカとシベリアがつながっていた
ベーリンジアの時代の口伝などもあったようです。
1万数千年前の歴史。

それだけでもネイティブに関する認識がガラリと変わり
割と驚きましたが、日本にも、太平洋の南の民族にも
口伝、あったかもと思います。

その精度が、創作も入った昔話ではなく、
本来はちゃんと正確に実際にあったことが伝わっているものだったとわかりました。
あちらの織物や組紐の伝承のように、網目を間違えず、代々その家に伝わる絵柄があるように。


ネイティブには自然の中で生きる知恵も伝わっているのですが
グランドファーザーによると
それは自然環境を維持し、歩くときはどの植生も傷めず、
手を加えることで、自然のみでは数百年かかる変化を
数十年でできるように手助けして、よりよくしていくことも含まれます。

弓を作る時もむやみに木を切ることはなく、生態系のバランスから、
陰って枯れていくのがわかっている密集地の若木を森の中で探し求めて
祈り語りかけるなど儀式をし、家族の糧を得るために引き換えに木の命をもらう、
といった徹底ぶりです。

孫たちの資源も残しながら生きていくこと
自然をケアしていくこと、それこそが人類の地上での使命だそうです。

文明と言われるものにありがちな巨大な建造物や貨幣経済、
契約に基づく労働や奴隷など、それらとは対極にある暮らし。

西洋人は自然のバランスなど見えない世界や
スピリットの世界がわからなかったので
自然破壊をして大量の廃棄物を放置して次の土地に移る、ということを
当時もしていました。
(今もアメリカの畜産などでやってるみたいですが。)

だからこそネイティブが滅びるまで戦ったのがわかります。


ネイティブが自然ともアクセスし、薬草を使ったりなどは
表面的には知られるところですが、
またその精度が驚愕で。

木を見るとなん年前に干ばつがあり、ある冬にはどちらから強い風が吹き
日照条件はどうで、6年後はどのくらいどのような実がなるか、も
観察でわかるようです。

創造物の意識場にアクセスしてお話もできるようですが
それらも空想やスピ系のような物証のない世界ではなく、
厳密な観察とトレーニングによるもの。
本来のスピリチュアルは全て物証が現れるので。
素晴らしい本でした。


ネイティブや日本人、環太平洋の民族は自然に対する想いや
生き方など、根底が同じなのだと思います。

自然破壊が行きすぎて人類の子孫が生き残れない状態になりかねないですが
自然と共生してきた民族の考え方や生き方を取り入れ
人類が幸せに生きていける世界になっていくことを
切望しています。(地球は天変地異で環境をデフォルトに戻せますけど)


ちなみにネイティブの歩き方だと、ものすごくゆっくりだけれど
狼などに気付かれずに触ったりもできるようになるみたいです。


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by tamitamix | 2017-04-11 05:43  

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